5月28日(土)【愛顔グローカル・郷土研究部】 ◆小町伝承で「地域おこし」を!◆
2022年5月31日 11時45分
昨年度「地域の伝承に学ぶ」コンテスト(國學院大學主催)における最優秀作品「伊予の国、小野谷地区の小野小町伝承」の研究報告会と、伝承を題材とした演劇を松山市小野公民館大会議室で開催しました。
当日、会場には地域を中心に約50名の方々が集まってくださいました。
中間考査後の約10日間、演劇部や他の部と兼部して協力してくれた友人たちと、毎日下校時間ぎりぎりまで発表や劇の練習、資料や小道具づくりに励みました。
最初は観衆の多さにもの凄く緊張しましたが、発表はうまくいき、演劇も小さなミスはアドリブでしのいでなんとか演じきることが出来ました。
地域の方々からは「伝承研究のおかげで小町ゆかりのお寺への参詣者が増えた」とか、「地域の宝である小町伝承を高校生が興味をもって研究してくれたこと自体が嬉しくありがたい」という感想をいいただきました。
地域の伝承は、残念なことですが、過疎化・高齢化にともない日本全国で日々失われていっています。それを私たち高校生が研究し文章として残し、また、演劇などをとおしてより多くの方々に知っていただくことは、地域の活性化や地域の方々の地元への愛着をいっそう強めることにつながり、とても意義のあることなのだと改めて気づくことができました。
7月には、小町ゆかりのお祭りに吹奏楽部、コーラス部と参加し、小野谷地区の地域おこしと魅力発信に少しでもお役に立てればと考えています。




