11月3日(土)本校地歴公民科前田教諭は、バスケットボールの愛媛県選手権大会を終え、松山市から自宅のある今治市に向かって車を走らせていました。自宅近くにさしかかった18時ころ、ほぼ暗闇に包まれた道路沿いに、不自然に倒れた自転車を発見しました。車を止め駆け寄ると、顔面血だらけで、ほぼ意識のない外国人らしき人物が、横たわっていました。
すぐに救急・警察に連絡し、救命措置を行いました。まもなく救急車は到着したものの、駆けつけた救急・警察の隊員たちは誰一人英会話ができません。本人の発するわずかな声も確認できず、状況も状態もわからない中、前田教諭は、持ち前の堪能な英語力で、本人の名前、国籍、今治市にいるという状況を聞き取り、男性が持っていたスマホで、市内のホテルにいた男性の奥様に連絡を取りました。しかし、男性は生死に関わる瀕死の重傷で、緊急手術の必要があり、今治市内の病院では対応できず、愛媛大学医学部附属病院に救急搬送されることになりました。
男性は、オーストラリアタスマニアから日本を旅行中のブレイク=アンドリュー氏で、奥様とサイクリングをしながらしまなみ街道を訪れていました。
事故現場に駆けつけた消防・警察は、直ちに英会話での対応ができず、緊急対応として、ただの第一発見者に過ぎない前田教諭に愛媛大学医学部附属病院までの同行を要請しました。
ここでさらに臨機応変な対応で大活躍したのが前田教諭です。男性の奥様と連絡を取り、今治市内で合流し、さらに男性の加入している保険が、海外での緊急手術にも対応するかを海外の保険会社に連絡し、確認を取るなどしました。また緊急搬送された愛媛大学医学部附属病院では、突然異国の地で起こった夫の命の危機に直面し、混乱する奥様に代わって諸手続を手伝い、奥様のために病院近くのホテルを手配するなど、まさに「神対応」そのものです。その後、前田教諭が今治市の自宅に戻ったのは、日付が変わった午前3時でした。
幸いにも、緊急手術は無事成功し、アンドリュー氏は一命をとりとめました。手術によって彼の顔面から顎にかけて、7枚のプレートが埋め込まれ、発見があと1時間でも遅れていたら、彼は、異国の地で生命を落としていたかもしれないとのことでした。彼の重篤さは、緊急手術を担当した愛媛大学医学部附属病院の医師が、前田教諭に『御礼状』を贈っていただいたことからもわかります。
11月19日(火)、少し落ち着いた奥様が、本校の井上校長を訪ねてくれました。そして、「前田先生は夫の命の恩人です。彼や彼の家族、そして病院のスタッフや愛媛の方たちの優しさに心から感謝します。」と涙ながらに語ってくれました。
11月26日(火)には、退院したばかりのアンドリュー氏も松山北高に来ていただき、前田教諭が担当する「地理探究」の授業の中で、オーストラリアの地理・自然や生活について紹介していただきました。
今回、前田教諭の「神対応」から、命の大切さや医学の進歩、人の優しさや人のつながりの偉大さ、英語の大切さなどを学びました。授業での交流を終えて、前田教諭、アンドリュー氏夫妻、そして生徒たちも満面の笑顔に包まれました。
その日の午後、夫妻はきっと「愛媛の愛」を胸一杯に、前田教諭に見送られ、松山空港から帰国の途につきました。

授業「公共」の一環で、松山税務署主催の「税に関する五・七・五」に応募した結果、本校二年生が見事優秀賞を受賞しました。松山税務署長が直接お越しになり、該当生徒を表彰してくださいました。
今、世の中では103万円の壁が話題になっていますが、この表彰をきっかけとして、税について考える高校生が増えることを期待します。おめでとうございました。

本日2限目、1C講座(1-789)において村田教諭による卓球の研究授業が行われました。
「お願いします!!!」と元気いっぱいのあいさつで始まった授業。

”安定したラケット操作を身に付け、いろいろな打球を学ぶ”ことをテーマにドライブやツッツキの特徴とラケットの操作方法を学びました。
1C講座の生徒の皆さんは、終始笑顔☺生き生きと意欲的に練習に取り組みました。




タブレット端末も活用し、自分たちのフォームも分析!
この50分で驚くほど生徒の皆さんの技術が向上しました!
12月のクラスマッチでは、本日の練習の成果を十二分に発揮してくれることと思います!
海外研究・英会話部では、数年前からアメリカ カリフォルニア州サクラメントのRosemont高校で日本語を学ぶ生徒たちとペンパル交流をしています。
今年の夏は、1、2年生部員42名がSummer Greeting Cardsを送りました。Rosemont高校の42名の生徒が1枚ずつ受け取り、喜んでくれました。

そして先日、今年度のペアリングが決まり、Rosemont高校の生徒たちから返事の手紙が届きました。Rosemont高校の校長先生からは、本校の井上校長先生宛の手紙もいただきました。

11月16日(土)に開催された愛媛県高等学校総合文化祭放送部門の朗読部門に、放送部の生徒2名が参加しました。1年生は今回が大会初参加です。入賞はできませんでしたが、本番では練習の成果を発揮することができました。審査員の先生方からいただいた講評をいかし、今後は新人大会に向けて練習に取り組みます。

海外研究・英会話部では、今年も市内在住の外国人ゲストを招き、文化祭に参加してもらいました。今回はインド、スリランカ、フィリピンなど出身の7名の方が来てくれました。

モザンビークのフェアトレード商品販売も行い、多くの生徒、保護者、先生方にお買い上げいただきました。売り上げは昨年度を上回る38,660円、募金は1,565円でした。

売上金と募金は、後日四国グローバルネットワークを通じてモザンビークへ全額寄付しました。
ご協力ありがとうございました。

昼休み終了後、体育館に全校生徒が集まり、サッカー選手権大会愛媛県予選優勝報告会が行われました。
全校生徒でサッカー部の優勝を称えました。
最後にサッカー部主将から、「苦しい戦いが続きましたが、応援してくださった皆様のおかげで戦い抜くことができました。全国大会も頑張ってきます。」と挨拶がありました。
全国選手権大会は12月28日から関東地方で行われます。皆様の応援よろしくお願いいたします。


全国の切符を掴みました!
熱い応援が力になりました。
本当にありがとうございました。
愛媛の代表として、全国の舞台で躍動してきます。
応援よろしくお願いします!


1年1・2・4組は、道後温泉、湯築城跡、子規記念博物館を巡りました。
愛媛を代表する観光名所「道後」の歴史や正岡子規の世界を通して、松山の伝統文化や文学について理解を深めることができました。






10日(日)にエミフルMASAKIで、松山青年会議所主催高校生英語プレゼンテーションコンテストが行われました。上位入賞とはなりませんでしたが、自ら志願した総合的な探究の時間の活動班の生徒は、ベトナム(ダナン)の高校生とのオンライン交流も含めた約5カ月間に及ぶ長丁場のなか、よく頑張っていました。



1年7・8・9組は、松山城、二の丸庭園、県美術館を巡りました。
各名所で様々な文化に触れ、有意義な時間を過ごせました。県美術館ではバンクシー展を開催しており、生徒たちは近代アートのすばらしさに釘付けでした。


2年1,2,6組が清水小学校を訪れ、小学1,2年生のみなさんと交流しました。
おりがみ、じゃんけん列車、だるまさんが転んだ、新聞じゃんけん、ハンカチ落とし…生徒たちは工夫を凝らし、多くの活動を準備して臨み、児童たちはとってもいい表情で活動に参加してくれました。
交流を通して有意義な時間を過ごすとともに、多くのことを学ばせていただきました。




11月6日(水)松山西中等教育学校にて、第17回全国高等学校英語スピーチコンテスト愛媛県代表選考会が行われました。本校からは2年生の菅野さんが出場しました。
自由題でのスピーチを発表するB部門に出場し、フェアトレードについて語りました。堂々とした発表で観客を魅了し、見事【最優秀賞】をいただくことができました!
菅野さんは来月高知県で行われる四国ブロック大会に出場します。全国大会への切符を手に入れられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!
