新型コロナウイルス感染症の予防について(保健室) 3月4日(水)
2020年3月4日 08時15分
国内において新型コロナウイルスに感染した事例が相次いで報告されています。
今後は、感染の拡大を抑えることが重要となります。それには、一人一人がこれまで以上に、自分の健康に気を配ることが必要になります。改めて、感染症への対策を確認して、予防に努めましょう。
コロナウイルス感染症とは、ウイルス性の風邪の一種です。発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多いことが特徴です。感染から発症までの潜伏期間は、1日~12.5日(多くは5日~6日)と言われています。
どのように感染するかは下記の通りです。
① 飛沫感染:感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
② 接触感染:感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付きます。他者がその者を触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。
予防方法は下記の通りです。
① こまめな手洗い
② アルコールによる手指消毒
③ 普段の健康管理(→免疫力UP) 栄養バランスのよい食事と十分な睡眠
④ 人が集まる場所(特に閉鎖空間)を避ける。
⑤ 咳エチケット
くしゃみや咳が出るときは、マスクを着用する。(すき間なく鼻と口をおおう)
とっさのときはテイッシュや肘などで鼻と口をおおいます。
周囲の人からなるべく離れます。使用したテイッシュはすぐにふた付きゴミ箱へ。
またはビニール袋に入れて捨てる。その後の手洗いも忘れずに。
感染したかもと思ったら、最寄りの保健所など(「帰国者・接触者相談センター」)を確認して、電話で相談してください。その他症状に不安がある場合など、一般的な問い合わせについては、次の窓口に相談してください。
厚生労働省相談窓口 電話番号 0120―565653(フリーダイヤル)
受付時間 9:00~21:00(土日・祝日も実施)