本校と松山大学で『図書館の利用に関する覚書』を交わしました。
2025年8月26日 17時14分 [松北04]2025年8月6日(水曜日)、松山北高等学校は学校法人松山大学との間で、『図書館の利用に関する覚書』を取り交わしました。この覚書は、本校生徒に対して、高等教育機関である松山大学のすばらしい図書館を利用する機会を提供していただくことで、生徒たちが、より効果的に学習や調査・研究等を行うことを目的としています。
冒頭、池上真人学長から「本日、松山北高校と覚書を交わしこれから本格的に生徒の皆さんに図書館を利用していただけることを嬉しく感じています。地域における高等教育機関として、学びの場を提供することで地域に開かれた大学としてこれからも発展していきたい」と述べられました。
それに対し、井上校長からは「この度の図書館開放に大変感謝申し上げます。松山高商(現松山大学の前身)初代総長加藤彰廉(あきかど)先生は、北予中学(現松山北高校の前身)第3代校長時、松山高商創設に専念するためその職を退かれます。そのあとを継いだのが、第4代校長になる秋山好古でした。歴史を紐解くと、愛媛の財界を支えてきた松山大学と松山北高校の関係の深さを知ることができます。現在も多くの卒業生が松山大学に入学して学びを深めています。今回の図書館開放をきっかけに、より多くの交流が進むことを期待しています」と今後の展望が語られました。
本校の生徒は、8月7日(木曜日)から松山大学の図書館第1閲覧室を利用できます。1日の利用上限は25名となっています。この取組は、昨年の試験的な図書館開放を経て本格的に実施されることになりました。本校では、夏季休業や体育大会の準備などで、まだ松山大学図書館の利用が本格化していませんが、昨年度の実績からも、今後3年生を中心に利用者が増加するものと思います。
立地的にも歴史的にも将来的にも今後ますます松山大学と交流を進めていきます。