殉職女子学徒慰霊碑の清掃活動を行いました
[松北18] 8月5日は今治空襲の日です。1945年(昭和20年)の今日、本校の前身である松山城北高等女学校の2年女子生徒が、勤労動員として働いていた今治市内の紡績工場で米軍機の空襲を受け、避難する途中で22名が殉職しました。松山市御幸の護国神社の境内にある「愛媛万葉苑」に、殉職した女子生徒の慰霊碑「殉職女子学徒追憶之碑」が建立されており、90名の生徒が集まって清掃活動を行いました。
まず、愛媛万葉苑の管理をされている方が、御自身が戦時中に中国で戦った体験を話してくださいました。戦争の厳しさや残酷さについて語るとともに、戦争にドローンやAIが使われ、国家の指導者が安易に戦争を口にする現代の風潮に大きな危機感をもっているとのことでした。御年101歳とは思えない元気さに驚かされました。
慰霊碑の前に移動し、護国神社の神職の方とともに黙禱を行いました。今年は、殉職女子生徒の同級生が2名いらっしゃいました。勤労動員の経験や平和の大切さについて語ってくれました。こちらも御年97歳、95歳とのことですが、お元気な様子でした。本校の2年に在学するお孫さんも清掃活動に参加しており、とても喜んでおられました。
清掃は、生徒が苑内に分散して、落ちている枯葉や木の枝を集めてゴミ袋に詰めていきました。最後にゴミ袋を回収して、生徒代表が今日の感想や学んだことを発表し、慰霊碑を前に参加者全員で記念写真を撮影しました。
戦後81年が経っても、殉職した同級生の慰霊に訪れる城北高女の先輩方の友情には心を打たれました。戦争を経験した世代の方が高齢となった今、私たちは先輩たちの思いを受け継ぎ、戦争の悲惨さについて学び、平和の大切さを訴えていくことが必要だと感じました。