岐阜県大垣市にある岐阜協立大学で開催された第48回全国高等学校総合文化祭『清流の国ぎふ総文2024』に、3年河内倫大さん、2年豊島諒太さん、1年宇都宮蒼真さんが参加し、生物分野で愛媛県代表として研究発表を行いました。全国大会の場でも堂々と日々の研究テーマである「シカの食害」について報告を行いました。次は、全国総文祭での上位入賞を目指して頑張りたいです。
また、巡検研修では、近未来のエネルギーとして注目されている核融合反応を研究している核融合反応科学研究所を訪問し、巨大な研究設備を見学してきました。世界最先端の研究施設での夢の技術を目の当たりにして驚きと興奮の連続でした!将来の研究者を目指して日々努力あるのみ!
1945年8月5日は、今治空襲の日です。本校の前身にあたる松山城北高等女学校の生徒が、学徒動員で今治市内の紡績工場に動員されていて空襲に巻き込まれ、避難の途中に米軍機の機銃掃射を受け、22名の女学生が殉職しました(松山高等女学校の2名を合わせると24名)。
松山市御幸の護国神社境内には、「殉職女子学徒追憶之碑」が建立されており、命日にあたる今日、慰霊碑周辺の清掃活動を行いました。
まずは慰霊碑の前で、慰霊碑の由来について神社の方の説明を聞き、参加者全員で黙祷を行いました。
続いて清掃にかかります。主に落ち葉を掃き集めて、ごみ袋に詰めていきます。
殉職女学生の同級生の方が1名、当日も慰霊のためにいらっしゃっていました。79年の年月が過ぎ、この慰霊碑まで登ることができる同窓生は2人になってしまったと語っておられたのが印象的でした。
最後に集めたごみを持って集合し、活動を終了しました。100名近い生徒が参加してくれて、短時間で清掃を終えることができました。城北高女の先輩方の思いを受け継ぎ、平和の大切さを感じる機会として、今後も続いてほしい行事だと思いました。
「海に囲まれ学び遊び 松山北高中島分校オープンスクール」 令和6年8月2日付愛媛新聞
(掲載許可番号:d20240802-07)